8月4日(第1日目)


東秋留駅5:32分発の五日市線始発電車に乗って、一路成田空港へと向かう。途中立川駅と神田駅で電車を乗り換え, 上野駅までたどり着く。京成線が思ったより本数が少なく、7:24分発の特急成田空港駅行きに乗って8:40分頃空港第2ビル駅に到着。この成田空港行きの京成線には海外旅行に行く人がたくさん乗っているのだが(当たり前だが) 毎日この電車で通勤、通学をしている人はどう思っているのだろう。自分だったら「人が仕事に行くっていうのに、海外旅行に行くなんて許せねぇ!」と思うだろう。

10:55分発の飛行機だったのでちょうどいい時間である。しかし、夏休みということもあってか出国手続きに1時間近くかかってしまう。搭乗ゲート前でミネラルウォーターとミニゲームを買って暇をつぶしていると、出発予定時間が10:55分から11:10分に変更された。ちょっといやな予感がする。やはりエンジンのトラブルをなおしているのでもう少しお待ち下さいというアナウンスが入り、結局12時を過ぎても搭乗開始の気配すらない。さらに、迷惑をかけて悪いと思ったのか、近くの売店にボーディングパスを持っていくと、飲み物を一杯ただでくれるというので、皆が一斉に売店に殺到した。

やっとこ12:30頃に搭乗開始となる。で、離陸をしたのが13:00頃だったので予定より約2時間遅れての出発である。今日はブリュッセルに行った後、飛行機を乗り換えてスイスのチューリッヒに行く予定だったので この2時間の遅れは非常に困ったものである。離陸後1時間ぐらいして機内食を食べた後、ちょっと寝る。 映画(101匹ワンちゃん)を残り30分だけ見て、一息ついていたところで放送が入った。「お客様の中で お医者様か看護婦さんはいらっしゃいますでしょうか」。なんと本当にこのフレーズを聴くとは。そうしたらそれらしい人が2,3人現れて、患者さんを診るがとりあえず平気そうなので安心する。

2時間遅れで出発したのだが30分ほど挽回して、予定より1時間30分遅れの17:30分にブリュッセルに到着する。日本とベルギーでは7時間時差があるので11時間30分飛んでいたことになる。予約していたブリュッセル->チューリッヒの飛行機は17:25分発のものだったのでやっぱり乗ることができなかった。全く旅の初日からついてないのである。とりあえず次の18:45分発の便にふりかえてもらう。このときボーディングパスをもらった段階ではB11ゲートだったのが、B17に変更になり、さらにB31ゲートに再再変更となる。なんなの? しかもこの便も18:45分発の予定だったが実際には19:15分頃飛び立つ。本当に初日早々ついてない。:(

20:20分頃チューリッヒ空港に着く。そこから電車に乗って中央駅に向かう。駅で思ったことだが 英語表記が意外と少なく(たとえば電車の自動券売機)、スイスは思っていたより手強いようだ。 中央駅についたのが21:30頃ですでにあたりは薄暗く、ホテルを見つける(予約してあるホテルを探す) のにここでも結構苦労した。日本で予約をしたとき、「向かい側にある"ロータス"というホテルで check-inをしてくれ」と言われていたのだが、なんとそのホテルはすでに名前が変わっていてなかった のである。本当に今日一日のついてなさを象徴するかのようであった。 あまりにも疲れたのでシャワーを浴び、とっとと寝る。

約8700歩


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