9月4日(第32日目)


このユースは7:30〜8:30までが朝食でcheck-outが9時までと早い。そのため7:30頃起きて8時前に朝食に行く。中高生ぐらいの生徒がいっぱいいて非常にうるさかった。ここで日本人の大学生に会い、久しぶりに日本人と会話する。彼はなんか急に旅に出たくなったそうで、航空券なども日本を出発する3日前に手配したと言っていた。そのため準備をするひまもあまりなく、列車のパス(たとえばユーレイルパスなど)も買えなかったので、こっちに来て思っていたよりお金がかかって大変だといっていた。また、オープンチケットなのでお金が無くなったら帰るようなことを言っていたが、予定ではモロッコや東欧にも行きたいと言っていたのでよくわからない人である。しかも英語は全くできないと言っていたが、それでもすでに2週間なんとか過ごせたのだから旅なんてそんなもんだろうとつくづく思う。彼は今日、Berlin観光に行き、今晩もこのユースに泊まると言っていた。


自分は9時少し前にユースを出発し、S-Bahnに乗ってポツダムに行く。ポツダムの駅の周りもあちこち工事中で、本当に旧東ドイツはみな工事中だという印象がさらに強くなった。駅についてまず今日のユースの予約をするためにカッセルのユースに電話をしたのだが、なんと"full"と言われてしまった。ユースがいっぱいで泊まれないというのは今回の旅で始めてである。こんなことになるとは思ってもいなかったので、昨日の夜に他の候補まで考えていなかったのでちょっとあせる。しょうがなくベンチに座りユースの本とトーマスクックを見ながら他の適当なユースを探す。明日はシュトゥットガルトに行く約束なので、できればその中間で駅の近くというのが希望である。そうすると、カッセルの次にICEが止まるフルダという町のユースが良さそうなので電話をする。ここはOKだったので、ここに決め荷物をロッカーに預けた後、10時過ぎにポツダム見学にやっと出発する。

まず、ツーリストインフォメーションによって無料の地図がないか探すが、全部有料だったので地球の歩き方で我慢することにする。"ポツダム宣言"が採択されたツェツィーリエンホフ宮殿に行くことにする。ポツダムを13:17分発のICEに乗ってフルダに行く予定だったので、ポツダム見学の時間は3時間近くあることになる。そのためちょっと遠そうだったが歩いて行くことにする。途中、パウル教会やら青空市場を見ながら行くと1時間ぐらいかかってやっとツェツィーリエンホフ宮殿に着く。このとき、途中から少し雨が降り出してきたのだが、宮殿に着くと同時ぐらいに大雨になってしまった。見学もしないで天気のことを気にしながら雨宿りをしていると、また一人の日本人大学生に声をかけられた。彼はすでに内部見学を終えたところで出てきたら大雨になっていたといった感じである。彼はここまでバスで来たのでバス停も知っていて歩いて5分ぐらいといっていたが、それすらもためらうほどの強い雨だったのでお互いの旅の話しながら1時間近く雨宿りをしていた。12時過ぎに小降りになったので、バス停まで行きバスを待つことにする。バスの時刻が12:15分頃だったので、この時点で残り時間が1時間しかないのだがポツダムのメインであるサンスーシー宮殿/庭園を見るかどうか非常に迷った。もし見に行くと次のICEが1時間後なのでフルダの駅に着くのが17:30分頃になってしまうのである。それでもやっぱり見たくなったので、さっきの彼と一緒に見に行くことにする。で、結果だがやはり見に来て正解であった。はっきり言ってあまりにもすごすぎてあ然としてしまうが、やはりここも写真や絵はがきでは表現しきれない美しさがあるのである。宮殿内の見学もしようとしたのだが、次の見学ガイドの時間(自由見学はできない)が13:40分となっていたので諦める。その後、ポツダムのメイン通りまで戻ってきて彼と昼飯(ケバブ4DM、ジュース2DM)を食べながらまた、旅での出来事についてなど話をした。彼は初めは友達と来たのだが、今は別行動をしていて、その友達はポーランドに行っているそうである。また、一ヶ月の予定なのだがすでに飽きてしまい、早く日本に帰りたいとも言っていた。

2時頃ポツダム駅に着くようにしなければならないので、昼食を食べ終わったところで彼と別れる。13時10分頃ポツダム駅に戻ってくるが、とんでもないミスに気がつく。確かにBerlin Zoo駅からフルダ方面に行くICEは1時間に一本あるのだが、ポツダムシュタット駅に止まるのは一本おきだったのである。つまり、13:17分の次は15:17分までないのである。すでに13:15分頃だったので前の駅に戻ることもできず、ただ、目の前を通過するICEを見送るしかなかった。今さらどうすることもできないので、しょうがなく15:17分のICEまで待つことにする。ICEにははじめて乗るのだが、予約しなくても大丈夫と聞いていたのでそのまま乗ったのだが、結構多くの座席に予約区間の書いてある紙が入っていた。しかし、予約されていない座席に関してはユーレイルパスを持っていれば追加料金なしで乗れるのである。乗り心地であるが確かに快適である。しかし、途中大きく左右に揺れる所が何回かあり、たまたまあるっていた人などはすごくよろけていた。驚いたのは1車両にトイレが2つあるのである(すべての車両かはわからないが)。あと、案内板(電光掲示板)にたまに速度が出るのだが、自分が見た中では249km/hが最高であった。しかし田園風景だったのでそれほど速くは感じなかった。結局フルダの駅に18:48分に着く。今までのユースには遅くても18時前に着いていたので、予約が取り消されないか少々不安になる。さらに問題は続けて起こるものである。このユースには1Aか1Bのバスで行けると本に書いてあるのだが、このバスが19時で運行を終了してしまったのである。バス停に着いた10分前ぐらいに最終便が行ってしまったのである。かなりのショックにボー然とし、タクシーで行こうかとも一瞬考えたが、ユースにタクシーで行くのは自分のポリシーが許さないので思いとどまる。そこでバスの路線図をよく見てみると、2つ手前のバス停まで違う路線のバスで行けることがわかった。19:30分頃バスに乗り(2.1DM)、2つ手前のバス停まで行く。そこに運良く、ユースの看板があったので、間違えずに20分ぐらいで着くことができた。ユースの人に「遅れたけど泊まれますか」というと"No problem."といって受付をしてくれた。ここのユースも学生だか生徒ばかりだった。しかし6人部屋に一人で泊まれることになった。オランダのMeppelで一人部屋になって以来だと思うので、本当に久しぶりである。今日の夕飯は、ポツダムで1時間待っている間に行ったスーパーで買ったカップラーメンとマッシュポテトみたいなのを、お湯をもらって作り部屋で食べた。

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と、ここまで書いて22:30分頃に寝たのだが、なんと23:20分頃になってもう一人入ってきた。この人(バクスターさん)はレバノンの人だけど、現在はドイツに住んでいると言っていた。しかし、眠かったのであまり話しもしないで寝てしまう。



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