9月5日(第33日目)


FuldaStuttgartStuttgart
9:3015:0017:30
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7:20分頃起き、朝食をとって8:30分頃チェックアウトする。ユースに一番近いバス停では次のバスまで40分近く待たないとこないようなので昨日降りたバス停までまた歩いて 行くことにする。今日はフルダの町をちょこっと見学してからシュトゥットガルトに行こうと思っていたが、バクスターさんがフルダよりフランクフルトの方がいいといっていたので、9:40分発のICに乗ってフランクフルトへ行くことにする。

10:15分にフランクフルトに到着。荷物をロッカーに預け、時間があまりないので急いで街へむかう。駅前の通りをまっすぐ進むと、まずゲーテ像がある。フランクフルトはゲーテゆかりの地だそうだが、ゲーテについてほとんど知識が無いのも残念なことである。その近くにゲーテの家と博物館があるらしいのだが、その辺をうろうろ歩いてもなかなか見つからないのである。15分ぐらいさまよっても見つからないので、歩いている人に聞いてやっとたどり着くことができた。しかし、目立つ看板もないしゲーテの家や博物館じたいもそれほど目立たないものなのではっきり言って見つけるのは難しいと思う。ゲーテの家と博物館も彼のことをよく知っている人にはいいのかもしれないが、自分はあまり楽しめなかった。その後、旧市庁舎、大聖堂の方に向かう。大聖堂は大きくたどり着くまでに苦労はなかったが、今日はたまたま金曜日で閉まっていたので中を見学することはできなかった。そのあと川を渡り、ザクセンハウゼンの方にあるって行くが時間が無くなってしまったのでU-Bahnに乗って中央駅に戻ることにする。

初めは12:47分発のICEに乗るつもりであったが、間に合わなかったので13:05分発のICEに乗る。このICEはフランクフルト始発ではないので非常に混んでいたがどうにか座ることができた。約1時間半ほどでシュトゥットガルトに着く。荷物を駅のロッカーに預けギゼラさんがいるというシアターを見つけに街に出る。話ではメインストリートなので簡単にわかると言っていたが、意外と遠くだったのでちょっととまどう。しかし通り過ぎることなく見つけ、4階と言っていたので早速4階に行ってみたが全く人影がないのである。しかし、もらった名刺と同じ看板を見つけたので、ドアをあけ中に入っていくとギゼラさんが中にいて久しぶりの再会を果たす。フランクさん(一緒に旅行をしていた人)が仕事が終わりしだいここに来てシュトゥットガルト市内を案内してくれるという。

まだ4時前でフランクがくるのが7時頃だというので、いったん一人でメルセデスミュージアムを見に行くことにする。中央駅からS-Bahnに乗って2駅でベンツ本社のある駅なのだが、ミュージアムのある位置がわからないのである。歩いている人(たぶんベンツの社員)に聞くと、敷地の中に勝手に入っていっていいみたいなので入っていく。で、敷地内には看板はあるのだがその看板がなんかわかりにくくそんなこんなしている間に4時半をすぎてしまったので諦める。ミュージアムは5時までやっているのだが今から行っても大して見れないだろうと思ったからである。また、S-Bahnに乗って中央駅に戻ってきた。荷物をロッカーから取り出し、またギゼラさんのシアターに向かう。

ギゼラさんからもらったパンフレットをもらっていたのでパラパラと見ていたら、なんと彼女はパントマイミン(パントマイムをやる女性:その1その2)で、そのシアターで彼女自身が演じているということがはじめてわかる。そういえば、今まで簡単な会話しかしていなかったのでこんな有名(かどうか知らないが、ちゃんとしたパンフレットに載っている)なんて全然知らなかったので、かなり驚いた。そのシアターというのは"Makal City Theater"というのだが、このmakalという人が、パントマイムの世界では有名な人で、その人とギゼラさんが演じているシアターということである。シアターに戻り、ギゼラさんに話すとついちょっと前まで日本人のマントマイマー(?)のYass Hakoshimaという人がこのシアターに来ていて、一緒に上演していたと教えてくれた。この人はアメリカでは結構有名な人だともいっていた。あとは、フランクさんが帰ってくるまでシュトゥットガルトのガイドブックみたいなものをいっぱい持ってきてくれて、いろいろと説明をしてくれた。

7時少し前にフランクが会社から戻って来て、彼とも久しぶりの再会を果たす。すぐに3人でシュトゥットガルトの街に出て、2人がいろいろな建物やその他について説明をしてくれたのである。さらに今日はワインフェスティバルをやっているというのでそこにも行くことにする。ドイツというと「ビール」というイメージであるが、2人に聞いたところそれはバイエルン州(ミュンヘンなど)の話で、ここシュトゥットガルトのあるヴェルテンブルク州(?)ではワインを飲む人の方が多いと説明してくれた。あと、ソーセージもドイツというイメージがあるが、確かにベルリンなどではたくさんのお店を見かけたが、ここシュトゥットガルトではあまり見かけないのである。つまりここシュトゥットガルトは想像していたドイツとはかなり違ったのである。お祭りの行われている通りで、ドイツ(シュトゥットガルト)の主な料理の盛り合わせみたいなものをおごってもらった。7種類ぐらいの料理が少しずつ盛ってあるのだが、1種類だけあまりおいしくなく残してしまった。その後、ワインを飲もうとしたのだが、あまりの人出でどこのお店も席が空いて無く、お祭りの通りとは少し離れたお店に行き、ワインとビールをまたごちそうになる。日本ではお酒(アルコール)を飲みながら何かを食べ、また何かを飲むというように飲んだり食べたりするというと、こちらでは何かを食べた後(たまに食べないときもある)にワインやビールだけを飲む(何もつままない)と言っていた。今日は週末で2人とも疲れていたし、自分疲れていたので2杯ほどでやめ(それでも11時を過ぎていた)家に帰ることにした。2人の家は車で10分ぐらいの所だったが、高台にあり市内の夜景がきれいに見えるところでなかなかよかった。さっとシャワーを浴びさせてもらい、ソファーに寝かしてもらった。

約29000歩


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