| Salzburg | Wien | Wien | |
|---|---|---|---|
| 9:00 | 15:00 | 19:00 | |
| 14C | 56% | 18C | 16C |
IBNを使っての予約の件、結局レセプションの人の操作ミスだったらしく、予約が全部取れましたと言われ、お金を払いに行く。ベネチアが11日、ジェノバが15日、ニースが16日の3日分。IBNのことは前回の旅行の時から知っていたが、日本からすべての予約をしていってしまうのは自由旅行という気がしなく、しかも現地で体調を崩した場合やストライキなどがあった場合などのことを考えると今までは使おうという気にはならなかった。しかし、手数料たったの25ATSで次の予約が簡単取れるのなら結構便利かもしれない。もちろん、双方のユースがIBNに対応していないといけないのですべてのユースの予約が取れるわけではないが... 結局何事も"臨機応変"が重要なのである。(^^;)
ユースを9時過ぎに出発し、バスに乗ってSalzburg駅に向かう。Wien行きの列車はたくさんあると思い特に乗る列車を決めていなかったのだが、9:39分発のECにぎりぎり飛び乗った。でWienのWest駅に12:55分に到着する。今日の夜行の出発駅がWienのSouth駅なのでまずそこに行き、そっちの駅で荷物をロッカーに預けることにする。しかしおなかが減っていたのでその前に Euro Snack というファーストフードでカツバーガーみたいなものを食べるが、これが結構おいしかった。なんか、オーストリアというかドイツ南部からこのカツをよく見かけるが名物なんだろう。そういえば、生協のメニューで"ドイツカツ"というのを見たことあるなぁ...
South駅への行き方を考えるが、簡単に一本で行けるような方法が見つからない。バスよりもU-Bahn（地下鉄）の方が安心して使えるのでU-Bahnを使って行くことにする。今日はトラム、U-Bahnの24時間券（50ATS）を購入する。で、よく確かめると地下鉄ではSouth駅に行けないことがわかり、結局最後トラムに乗り換えてなんとかSouth駅に着く。ここで、荷物をロッカーに預け（30ATS）、ヴェルベデーレ宮殿（上宮）まであるっていく。ここは現在美術館になっているのだが、ここで売っている絵はがきを買っきてほしいと頼まれていたのでそれを探しに行く。しかし頼まれていたものは（たぶん）なく、しょうがなく諦めることにする。
次にウィーンのシンボルであるシュテファン大聖堂に向かう。トラムの路線図が手に入らなかったので結局結構歩いていき、最後に一駅分だけU-Bahnにのる。外壁の大部分が修理中でちょっと残念だったが、中は結構すごかった。上に登るのに、地球の歩き方には階段だと20AS、エレベータだと40ASとかかれていたが、階段の方は改修中らしく登れないので、しょうがなくエレベータで上まで行く。大聖堂自体の方がまだ高いため360度パノラマというわけにはいかないが、Wienの街を一望できなかなか眺めはよい。また、このシュテファン大聖堂は地下にあるカタコンベが有名らしいが、残金があまりないことに気づき断念する。その後、Wien一にぎやかといわれるケルントナー通りを通って国立オペラ劇場まで行き、王宮や美術史博物館のある方へと向かう。美術史博物館もあまり興味がないし、お金もなかったので、ただで見れるマリアテレジア像を見て済ます。王宮にも行くがこれも外から見ただけ。
その後、ウィーンのガウディと呼ばれるフンダートヴァッサーの建てた市営アパートを見に行くことにする。ここも地球の歩き方に乗っていたのだが、またしてもやられた。トラムに乗ったまでは良かったが「トラムを降りたら少し戻って」と書いてあるのでそうしたが一向に見つからない。結局道行く人に訪ねたらなんとトラムの停留所より前（進行方向）にあったのである。はっきり言ってかなりむかつき、そして疲れた。このフンダートヴァッサーという人の展示館である kunst haus とうのが近くにあるのだが、ここも入場料が90ATSもするのでもちろん諦める。はっきり言って時間はあるがお金がない状態なので（もちろん両替すればあるが、少額両替は相当損するのでやりたくない）、トラム2に乗ってWienの街を一周することにする。トラム1と2は "Ring" と呼ばれていてシュテファン大聖堂を中心として半径約1kmの所を周回しているトラムである。
途中、ヴォティーフ教会でいったん降りて、ウィーン大学や市庁舎を見るがとても大学や市庁舎には見えない立派な建物ばかりなので本当に参ってしまう。またトラムに乗り、最後にカールス教会を見てSouth駅まで戻ってくる。それでもまだ19:30ぐらい夜行の出発まではまだまだ時間がある。お金も60ASぐらいしか残っておらず、チキンバーガー一個とオレンジジュースで済ます。あと、昨日買ったリンゴが一個残っていたのでそれも食べる。はっきり言って夜行が出発するまでの時間というのは本当にひまなものだ。しかもそろそろ夜は寒くなってきたのである。
