Bologna | Firenze | ||
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13:00 | 19:00 | ||
31C | 40% | 28C | 50% |
今日はデンマークからノルウェーに行くフェリーで知り合ったトーニャにボローニャで会う予定をしていたのだが、電話をしてみたところ家の人がでて今家にトーニャはいないと言われてしまった。実は(話せば長くなるが)Salzburgから一回電話をしていて、平日は住み込み先の手伝いが忙しいので、土曜(今日)の朝にもう一度電話してくれと言われていたのである。しかし、昨日(12日)はたまたまトーニャの誕生日であり(これはフェリーで聞いた。私と3日違いだったのでよく覚えている。)、ボローニャの友達の家に泊まっているので、住み込み先に帰ってきていないということである。トーニャの誕生日と言うことも知っていたので、なんとなくこんなとこになるような気がしていたので、それほどがっかりもせずトーニャとの再会を諦めることにした。
今日、明日とフィレンツェのユースに泊まり、明日はフィレンツェからローマに日帰りで行くことにした。そのため、ミラノの駅でFirenze→RomaとRoma→Firenze間の "Euro Star ITALIA"(イタリア版新幹線)の予約をしたのだが、片道9,500リラもの座席予約料がかかった。ドイツのICEなんかユーレイルユースパスを持っていればただで乗れるのにと思うとちょっと高い。MilanoからFirenzeまでも特急で行けば早いが、高そうだったのでICで行くことにする。10:05分Milano発に乗り、12:30分にボローニャに着く。
ボローニャ13:21分発(10分ぐらい遅れたが)のICに乗ってフィレンツェに向かう。実はこの列車Milanoから来ているので、Milanoから乗れば乗り換えをしなくても良かったのだが、Milanoで1時間以上つぶすより、ちょっとでもボローニャを見ておこうと思ったからである。ボローニャもすげー暑い。しかも土曜だというのに駅にはなぜか人がいっぱいいた。あと、ベネチアでもミラノでもボローニャでもそうだが、駅の切符売り場がすごい行列なのである。自動券売機みたいなのもあるのだが、なぜかそっちには人が全然いなくみな窓口に並んでいる。
14:30分フィレンツェ(フローレンス)に到着する。荷物を例のごとく預かり所に預けて早速ドゥオモに行く。ここFirenzeのドゥオモもすごかった。ミラノとは全く違う外壁や形なのである。サンジョバンニ洗礼堂は無料と書いてあったのに3,000リラになっていた。もちろんクーポラに登ったのだが(8,000リラ)はっきり言ってこのクーポラからの眺めは最高である。ミラノのドゥオモは建物自体はすごいのだが、屋根に登っても眺めはいまいちであった。それに比べ、Firenzeのドゥオモのクーポラからの眺めはまさに絶景である。フィレンツェは、れんが色の屋根が小高い山々に囲まれてとてもよいコントラストなのである。
そのあと、ヴェッキオ橋に行くが、Firenze最古の橋といってもべつにたいしたことはなかった。しかも、ほとんどすべてのお店がアクセサリーや貴金属のお店なので自分には興味がない。その後、サンロレンツォ教会近くのノミ市をみながら駅まで戻り、荷物を取ってバス停に行く。ユースまでの行き方の書いてある本には17Aと17Bとあって、17Bに乗るようなことが書いてあったが、実際に来たバスには"17"としか書かれていなかった。バスの運転手さんにユースに行くか聞くと、これでいいみたいなのでとりあえず乗る。イタリアのバスは車内放送や電光掲示板もなく次がどのバス停かが全くわからない 同じバスにバックパックの人がいたので、その人が降りるところで一緒に降りようとしたところ、別の人に日本語で「ユースならここですよ」と声をかけられた。彼は昨日からこのユースに泊まっているらしく、ユースに着くまでの間いろいろと話をした。ここのユースは昔お城だったところをユースに改装したらしく、受付や庭の雰囲気は最高である。ただ、ベッドはマットレスが薄くいまいちだった。
7:00時頃その人の友達と一緒にユースで夕飯を食べることにする。メニューは1.パスタ、2.お肉、3.両方の3種類があって自分はお肉にした。時間が早かったのでポーク、ビーフ、チキンが選べ、パン一つとプラム一つがついて8,500リラ。あと、ワイン(250ml)が1,300リラで合計9,800リラ(約800円)である。結局その後も他の日本人の人も含めて(みな大学3,4年生)6人ぐらいで、今までの旅の話やこれからの予定などを延々11時近くまで話していた。本当に久しぶりに思いっきり日本語を話したような気がする。それにしてもフィレンツェのユースも日本人だらけで、たぶん全部で20人以上いるのではないか?