9月15日(第43日目)


Pisa
11:30
26C36%

今日は9:35分Firenze発の列車に乗る予定なので、7時半頃起きて8時ぐらいに朝食、8:40分ぐらいにユースを出た。バス停まで行くとおとといよく話した人がいたので駅までまた話しながら行く。イタリアのバスも朝はかなり混んでいて、日本のラッシュアワーようであった。9:20分頃フィレンツェSMN駅につく。その彼もトリノに行くというのでPisaまで一緒に行くことにする。

一時間後の10:35分にPisaに到着する。彼は昨日すでにピサの斜塔を見に行ってしまったので、ここで彼とはお別れする。ここピサの駅には珍しくコインロッカーがあったので、3,000リラで荷物を預けることに成功する。Pisaの駅から斜塔の方にあるって行くと、所々に看板があり間違えずに行けた。

Pisaの斜塔は本当に傾いていた。しかも予想以上の傾きである。裏側に倒れるのを防ぐために重しなどがしてあるのが何とも痛ましい。周りにはおみやげ屋さんがいっぱいあり、ピサの斜塔グッズをいろいろと売っているのはどこの観光地でも同じである。どうでもいいことだが、傾いている方から見ると全然おもしろくない。

13:13分発のトリノ行きICに乗って今日の宿泊地ジェノバに行こうとするが、列車が遅れてきて13:30分頃発車する。ピサを出発したのは15分遅れであったがなんと、ジェノバについたのは予定より50分遅れた16:00時頃だった。イタリアの列車というのはうわさに聞いていたが、本当にしょっちゅうこんなに遅れるものなのだろうか。時間もGenova市内を観光するのには中途半端な時間だったのでとりあえずユースに行くことにする。ジェノバのユースに行くにはまず35番のバスに乗って、どっかで40番のバスに乗り換えなければならない。そこまではわかっていたのだが、まず駅前のターミナルに35番のバス停がない。しばらくうろうろしていると、ちょっと離れたところに35番のバスが止まったのが見えたのでそこまでなんとか行く。しかしどっちの方向に乗っていいかわからなかったので、次に来たバスの運転手さんに聞くが英語が全く通じない。お手上げかと思ったが自分が荷物を持っていたので運転手さんが"Hostel?"と聞いてくれたので"そうです"というとこのバスでokだというので助かる。しかもちょっと進んだところでまた自分のことを呼び、紙に"40"と書いて40番に乗り換えることを教えてくれ、さらに反対側にあったバス停の位置まで丁寧に教えてくれ他のである。

いままではっきり言ってイタリアにはあまりいい思い出がなかったが、この運転手さんのおかげでちょっとイタリアのいい面が見えたような気がした。今日も同じバスにバックパックの人がいたので、話しかけるとやはりユースに行くらしいのでその人が降りたところで降りる。今日のユースはバス停の目の前なのでとても楽である。ここGenovaのユースはすごくきれいで、眺めも良くかなりいい。いままでイタリアのユースにもいい印象がなかったが、ここのユースは非常に気に入った。

夕飯のサービスが19時からだというので、裏山の方までちょっと散歩に行く。なんだかんだで1時間半近くも歩き回ってきた。ユースに18時頃戻ってきて、洗濯でもしようとするがここでも12,000リラもかかるというので、一日分だけ手洗いして部屋に干しておくことにする。19:15分頃、食堂に行きラビオリと缶ビールを頼む。パンも一個くれたので十分腹一杯になった。これで9,000リラははっきり言って安い。イタリアではユースで夕飯をとるのが正解である。食べ終わった頃、3人の日本人が食堂に入ってきたのでまたいろいろと話をした。

3人とも実は一人旅をしていてたまたまここのユースで出会ったそうなので自分と同じである。2人はイタリア(ヨーロッパ)にサッカー観戦が目的で来ていて、サッカーの試合日程にあわせて、あちこち移動しているそうである。一人はドイツとデンマークにまでサッカーの試合を見に行って、またイタリアに戻ってきたという、かなりのサッカー狂である。みな大学三年生で若く、サッカーがメインなので一般的な観光はほとんどしていないそうである。

約21000歩


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