MontPellier | |
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8:00 | |
18C | 60% |
で、レーマンさんはなぜかトイレのドアに換気用の窓を取り付けている。朝食を食べ終わった頃、ブリジットさんが帰ってきた。1時間ぐらい、昨日書き残したメールを書いたり、雑談をして過ごす。その後、3人で買い物に出かける。"ハイパーマーケット"と呼ばれるスーパーマーケットのお化けみたいな所に行った。ブリジットさんら曰く"ないものはない"そうである。日本でもデパートに行けばほぼすべてのものが手にはいるかもしてないが、ここのすごいところはそれがすべて"一階(グランドフロア)"にある。確かに電化製品から衣類、食料品まですべてそろっている感じである。しかもその品揃えも結構豊富であった。ブリジットさんたちは「こういうスタイルはフランス独特のものである」と言っていたので、自分が「でも、アメリカにも巨大なスーパーはあるんじゃない?」と聞いてみた。すると、アメリカは分野ごとに別れているという。つまり食料品だけのお店や、車用品だけのお店など専門店化され、それらはすごく大きいが、ここのように"ありとあらゆるものがある"というのがフランス式だそうだ。
買い物から帰ってきて家でお昼を食べる。ここでも"カルパッチョ"といって、生の牛肉を食べたのだがほんとにレアが好きらしい。自分が「日本では(少なくとも自分は)、魚は生出よく食べるけど、お肉はあまりなまでは食べない」と言うと、笑っていた。ブリジットさんは刺身に限らずアレルギーのため、シーフード全般を食べれないそうだが。あと、驚くことにレーマンさんは"狂牛病(mad cow)"の研究をしているというのに、「やっぱり牛肉は生に限る」そうだ。なんか日本だと考えられないような気がするが。
昼食後、レーマンさんが仕事に行くのにブリジットさんが送っていく。今度は家に自分一人になってしまった。ブリジットさんとはこの旅行に出発する10日ぐらい前に、メールをやりとりし始めたのである。それから急いで連絡を取り出発する直前に、急きょMontpellierに寄ることが決まった。つまりお互いのことはそれほどまだ知らないのに、なんかずいぶん前から知っているような感じである。まぁ、他にもたくさん日本人の知り合いがいるそうなので、抵抗がないのかもしれないが...
午後は、またインターネットで日本のニュースを見たり、研究室の人の日記を読んだりする。その後、ブリジットさんにアルバムをいろいろと見せてもらった。ブリジットさんたちも旅行が好きらしく、結構たくさんの国々をすでに行っている。もちろん日本に来たときの写真などもあった。そのほかブリジットさんの日本人の友達についての話や、日本についていろいろと話をする。
16時過ぎに二人の子供の迎えとレーマンさんの迎えに行く。今日は海に連れていってくれるらしく、5人で向かう。しかし、海に行くためには市街を横断しなければならず、また帰宅時間と重なってしまったため道が渋滞していた。40分ぐらいドライブするとやっとこさ、海辺に着く。時間も18時近かったし、9月も中旬なので人はまばらだったが、砂浜と水はとてもきれいであった。ただ、日差しは南仏だけあり、まだまだ強い。
その辺のレストランで名物の一つであるクレープを食べる。クレープと言っても日本のクレープとは少し違い、チーズやハムを薄い小麦粉の皮で包んで焼いたものだった。二人は「ここのお店のはあまりおいしくない」と言っていたが、自分としては結構おいしかったので、ちょっと複雑な気分。
家に帰り、昨日と同じく子供たちををお風呂に入れ、寝かせる。一段落したあとで、今日は私が今まで訪れたところで買ってきたポストカードをネタに、いろいろと話をした。今日はなんか休息日といった感じになり、それはそれで結構良かった。