8月23日(第20日目)


SandnesSandnes
9:3023:00
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昨日はフェリーであまり寝られなかったので、今日はよく寝られた。23:00時頃に寝て、7:30分ぐらいに起きる。8:00過ぎに朝食だったが、3種類ぐらいのパンとバター、チーズ、ペースト、ジャム、ミルク(2種類)、コーヒー、紅茶というホテルと変わらぬ一般的なものである。9時過ぎに家の前からバスに乗り(バス停でなくても手を上げると止まってくれる)Sandnes駅にむかう。今日はRanveigと二人で隣町であるStavangerの街を見学する予定である。

およそ15分ぐらいでSandnesの駅に着き、列車の時間まで少しあったのでSandnesの街をちょっと散歩する。まだ時間が早いので人通りはあまりなかったが、とても新しくきれいな街で昨日いたKristiansandに似ている。列車に乗って約10分ぐらいでStavangerの駅に到着する。初めにマーケット(出店)と商店街を見た後、Stavanger教会を見に行く。そこにはなんと昨日話していた通りの、日本人観光客らしきグループがいて二人して苦笑してしまった。このスタバンゲルの教会はなかなかきれいで良かった。

つぎに、月曜日にBergenに行くときに使う船乗り場の下調べと、時刻表をもらいに行く。船の本数はそれほど多くなく、9時台と12時台に一本ずつあるだけである。しかし、9時にここに来るのはちょっと大変そうなので、12時のに決める。しかし、チケットはまだ買わなかった。その後、街の中心にある小さな塔に登りスタバンゲル市内を一望する。ほんとにきれいな街である。

12時を過ぎたころ、お昼を食べるお店を探すが、Ranveigがノルウェー料理はあまり好きではない(勧められない)と言うので、アメリカンっぽいレストランに入る。Ranveigはスペアリブを、自分はクラブのフライを頼む。料理はちょっと癖があるのと、量が多かったがまぁまぁおいしかった。これに二人ともスプライトを一杯飲んだだけなのに二人合わせて222NKrもするのである。とくに高級そうなお店でもなく、ふつうのレストランでこの値段である。いかにノルウェーが物価が高いか再認識された。しかし、今回はRanveigがお母さんからお昼代をもらってきたというので、おごってもらってしまった。 :)

午後はオールドスタバンゲルと言って、スタバンゲルの古い街並みが保存されている地区に行く。その後、14時過ぎの列車に乗ってSandnesにまた帰ってきた。ここでまた、バスの時間までSandnesの街を散歩に行く。しかし、土曜日なので多くのお店がすでに閉まっていて残念だった。

家に戻ってきてから、アルバムを見せてもらったり、Ranveigの数学の宿題を手伝ったり(三角関数をやっていた :) 日本について家族の人から質問を受けたりする。今日は19時ぐらいに夕食になり、トラウトと小麦粉をつけてバターで焼いたものに(ムニエル?)、ベイクドポテトとサラダといった感じである。トラウトは日本ではメジャーでないが、色も形も味も鮭に似ているので、聞いてみると「兄弟みたいなもんだ」といっていた。今日の料理もとてもおいしかったが、「日本でも似たようなものを食べるなぁ」という感想である。

家の近くにある小高い山に登ると、Sandnesの街がよく見えるというので20時頃からまたお母さんとRanveigと3人でかける。20時といってもまだまだ明るいので、本当に不思議である。頂上まで歩いて30分ぐらいであったが、小雨が降り出してきてしまった。この辺は海岸線沿いなので天気は本当に変わりやすいと言っていた。

帰ってきて、久しぶりにお風呂(湯船につかる)に入り、旅の疲れを癒した。その後もお父さんが百科事典のようなものを持ってきて、そこに記述されている日本のことなどの質問に答えたりする。しかし、政治や経済についての英(単)語を知らないため、ちゃんとした答えが出来なかったのだが、お互いに言いたいことはわかったようなのでちょっと安心する。小さい英和・和英辞書を持っていっていたが、やはりしょっちゅう辞書を引いていては会話がとぎれてしまうので、結局ほとんど使わなかった。

話が尽きることなく、気がつくと23:30頃になっていた。

約16000歩


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