Sandnes | Bergen | ||
---|---|---|---|
7:00 | 17:00 | ||
18C | 64% | 20C | 50% |
両親が会社に行く途中に、自分とRanveigを車で駅まで乗せていいってくれた。といってもお母さんは高校の先生で、Ranveigはなんとその高校の生徒だという。駅では自分だけ降ろしてもらい、3人とお別れをしなければならない時が来た。本当にこの一家には親切にしていただき、いろいろと感謝の気持ちも述べたかったが、語彙の無さと忙しさから簡単なお礼しか言えなかった。
しかし、いつまでも感傷に浸っている場合ではない。旅を続けなければならないのである。まだ、この旅の半分も終わっていないのであるから。
7:59分Sandnes発Stavanger行きの列車に乗り、9:10分Stavanger発Bergen行きの高速艇に乗る。おとといの段階では12時台のにするつもりだったが、結局9時台のに乗れたのでそれで行くことにする。値段は290NKrが学割で270NKrになった。 昨日の夜あまり寝れなかったのと、この船はデッキに出れないタイプだったので乗ってすぐに寝てしまった。
途中数回他の街に寄港しながら行くのだが、ここで乗ってきた女の子に「Bergen行きの船ですか」と聞かれ、「そうですけど途中で乗り換えなければいけないらしいですよ」と答えたが分かってもらえなかったらしく、他の人に聞きに行ってしまった。非常に悲しい。:( でもまた戻ってきて「I understand.」と言ってくれた。途中で乗りかえるのを機に、隣に座っていろいろと話をしたのだが、彼女はユーゴスラビアの人で、今はノルウェーに住んでいるという。その前にスウェーデンに一年間住んでいて、ノルウェーに移ってもう4年が経つという。
そのため、ノルウェー語は上手だが英語は苦手であるといっていたので、さっきの自分の英語が分かってもらえなかった気休めになった。彼女は現在17歳でホテルで働いているが来年から学校に行くといっていた。更に驚いたのは11歳の時に父親を戦争でなくしたということである。
Bergenにはほぼ予定通り13:30分ごろに到着する。彼女は家に帰るといっていたのでここで別れた。まず、Bergenのツーリストインフォメーションに行き地図をもらう。Stavangerではノルウェー語、英語、ドイツ語の地図しかなかったが、ここBergenでは日本語訳されたものがあったので、やっぱり日本人観光客が多いのだろう。たしかに、船着き場からiまで歩いて5分ぐらいであるが、東洋人(日本人or韓国人?)を結構見かけた。観光客向けのちんちん電車などもあった。
昼飯(ハンバーガーのセット:50NKr)を食べた後、昨日Ranveigの家から予約したユースに向かうことにする。このユースは中心街からちょっと遠いので、バスに乗っていくのだがどこで降りていいのかわからない。運転手さんに「ユースホステルに行きたいのですが」というと「モンタナだよ」と教えてくれ、バス停についた時もまた教えてくれたので助かった。
ユースまではバス停から歩いて3分ぐらいで、ここのユースもとてもきれいな建物である。料金は一泊朝食付き、シーツ持参で125NKrである。まぁ、北欧では標準といったところだろう。で、部屋は何と24人のドミトリーである。
荷物を置いてBergen市内を観光(1,2)するために、またバスに乗ってもどる。Bergenはノルウェー第二の都市で、人口20万人と地球の歩き方には書いてあったが、徒歩でも充分見て回れるサイズである。17時半頃雨が降ってきてしまい、また見るべき所はほとんど見たのでユースに帰ることにする。お昼を14時頃食べたので、まだお腹は空いていないし、かといってユースの近くになんか食べられそうなお店もなかった。よって今日はユースで自炊することにする。
ユースでの自炊の基本はやはりパスタであろう。スーパーでスパゲッティとボロネーズソースを買う。スパゲッティは500g、ソースは3回ぐらい使えそうなサイズで合わせて約30NKrである。物価の高い北欧で安く上げるにはやはり自炊、しかもパスタが一番である。
買い物を終えた後、またバスに乗りユースに戻る。このときだいたい18:30分。まだ、お腹が減っていないので先にシャワーを浴び、洗濯をするがなんと洗濯機一回20NKrもする。乾燥機も20NKr、洗剤は5NKrである。高いがしょうがなく使う。洗濯を終え、乾燥機に移してから夕飯の準備を始める。なんと電気コンロまで有料(5NKr/30分)だった。
スパゲッティを作るのはなれているつもりだが、パッケージには10~15minと書いてあったので12分ぐらいゆでたところ、むちゃくちゃ柔らかくなってしまった。でもボロネーズソースが結構おいしかったので全体としては結構うまかった。
その後、洗濯物を取りに行くが乾燥機に入れたのにもかかわらず、7割ぐらい乾いていなかった。外は雨が降っていて、部屋にもって来ても乾きそうもなかったので、しょうがなくまた20NKr払ってもう一度乾燥させる。せっかく夕食を安く上げたのに余計なところで出費がかさんでしまった。このユース、昼間14時半ごろ来た時は誰もいなかったのに、夜9時過ぎにはこの24人部屋が満杯になっていた。