昨日朝食を食べたBarで、サンドイッチとコーヒー（275pts）を食べる。ここは自分で払った。で、11時に待ち合わせをしているというので、その場所にちょうどに向かうが、友達も10分ぐらい遅れてくる。女性の方はAnaの大学時代の友達で、その彼氏も来ていた。今日もAnaの運転であるが、早速最初の目的地ゲルニカに向かう。
ゲルニカといえば、あのピカソの絵で有名であるが、まさか自分がその地へ行くとは思ってもいなかった。友達の彼氏の方は6,7年前にイギリスに3ヶ月ほど英語の勉強に行っていた経験があるので英語が話せるのだが、彼女の方は昨日のContiと同様あまり英語が話せないらしい。
Bilbaoから30～40分程で、ゲルニカの街に着く。ここでは平和のモニュメントとがある公園と、パーラメントを見学する。この辺はバスク地方としての誇りが非常に強い。バルセロナはカタルーニャ地方であり、ビルバオやゲルニカはバスク地方であるのだが、スペインという国はほんとに地方によって全然違い、さらにみなその地方を誇りに思っているのがすごい。しかも、それをすごく自慢する。簡単な例でスペイン国旗はあまり見かないが、バスクの旗やカタルーニャの旗はそこら中で見かける。
次に向かったのは海である。今日は9月28日だというのにまだまだ暑く、多くの人が泳いだり日光浴をしている。やはり今年の天気はちょっと異常だとAnaも言っていた。ここでコーラでも飲みながらちょっと休憩をする。
さらに、海辺の小さな漁村にちょっと立ち寄り、さらに違う街へと向かう。やはり14時頃この村で昼食とする。サラダとピーマンを焼いたものを皆でつまみ、その後お肉、フライドポテト、目玉焼きが2個のったプレートを食べる。飲み物はこの地方の名物という、赤ワインをコーラで割ったものを飲む。これはまぁまぁおいしかった。昨日もそうであったが、サラダにオリーブオイルをたっぷりかけ、それだけで食べるといった感じである。また、お肉にもほとんど味がなく、ちょっといまいちである。最後にコーヒーを頼み一人2000ptsを払う。スペインでもこれだけ食えば、これぐらいの値段にはなる。
昼食後は、さっき行った海を上から見下ろせるという山に行く。山といってもほぼ頂上まで車で行ってしまったので、10分ぐらいしか歩かなかったのだが。ここからの眺めは確かに良かった。川がくねくねと蛇行しているのがきれいに見える。あと、スペインの山の頂上にはメッセージを入れる箱がたいていあるらしく、自分の名前とe-mailアドレスと書いた紙を入れてきた。
まだまだ今日の観光は終わらず、続いてまた違う港町に行く。ここでも飲み物を頼んで私の絵はがきを友達二人に見せて、いろいろと話をした。今日はずっとキャスターを車に積みっぱなしだったので、よかった。
最後にもう一つ違う街に行った。Anaはいろいろなところを私に見せてあげたいらしく、本当にありがたい。しかも、日本人観光客が来ないようなほんとに小さな村や街ばかりで、貴重な体験になった。この街ではリンゴから作ったお酒（これも名物らしい）を飲ませてもらったが、なんかにおいが強く、酸っぱくてこれはいまいちだった。すでに19時近くだったが、町の中心部には子供がいっぱい遊んでいて、その近くのBarでは大人がなんか飲みながら大声で話をしているという光景である。
この街からBilbaoまで40分ぐらいで戻り、友達二人をおろしたあと20時近くにAnaの家に帰り着く。今日は夜行でマドリッドに行く予定なのだが、出発時間が23:30分と遅いので、、今日の夕飯もAnaの家で食べさせてもらうことにした。食後にお父さんとお母さんの質問を聞いたり、Anaに千羽鶴の折り方を教えたり、アルバムを見せてもらったりした。
22:45分ごろ、Anaとお母さんと一緒に駅に向かう。クシェットの場所までわざわざ来てくれ、ここで二人にお別れをする。本当にみな親切でとても良かった。これで今回の旅の目標であったe-mailフレンドを訪ねるという目的は完全に達成された。
BilbaoからMadridに行く夜行は2両しかなく（途中でどんどん連結していくと思われる）、結構混んでいた。今日のクシェットは6人部屋に5人で、座席（コンパートメント）などは6人いるところもあり、とてもゆっくり寝れるといった感じではなかった。
